2012年04月22日

YES "Fly from here" tour を聞きに行った件

 
YESの "Fly from here" ツアー、東京公演を見に行きました。

yes_sibuya_01.gif



"Fly from here" は昨年夏にリリースされたYES名義の新譜で、プロデュースはトレヴァー・ホーンです。これだけではなんのことか分からない人も少なくないと思うのですが、1980年に発表された「ドラマ」の演奏メンバーにとても近いのです。

ドラマの前作「トーマト」あたりから人間関係のこじれたYESは、どちらもYESの顔だったボーカルのジョン・アンダーソンとキーボードのリック・ウェイクマンが脱退。残されたベースのクリス・スクワイアとドラムのアラン・ホワイト、そしてギターのスティーヴ・ハウは、「ラジオスターの悲劇」で有名なバグルスのトレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズを引き入れ、YES名義で「ドラマ」と発表しました。



(バグルス「ラジオスターの悲劇」2004)



だいたいこのYESというバンドはメンバーの出切りが激しく、私が初めて生で "Close to the Edge" を聞いたユニットは "ABW&H (Anderson Bruford Wakeman Howe)" でした。クリス・スクワイアを除いた "Close to the Edge" のオリジナルメンバーが揃っていたのにもかかわらず YES ではなかったのですから (苦笑)。


来日メンバーはクリス・スクワイア、スティーヴ・ハウ、アラン・ホワイト、ジェフ・ダウンズ。ボーカルにはベノワ・デイヴィッドが予定されていましたが、体調不良のためアメリカ・ロサンゼルス出身のジョン・デイヴィソンという構成でした。



こういう歴史の長いバンドの場合、観客は新譜だけではなく昔の曲も期待してしまいます。そしてYESはその想いにも応えてくれました。ジョン・デイヴィソンのボーカルも、若い頃のジョンを彷彿させるような張りのある声。LA出身なのに、どんなに母音をのばしても義理堅く最後に子音を発音するイギリス/ジョン風の歌い方で、ファンを楽しませてくれました。楽しませすぎて、ステージから落ちちゃったけれど。


(同じFFHツアー、ニュージーランドでの公演です)


上の動画の5:22にもあるように、"And You and I" なども演奏してくれて、「なんだかんだで旧作大好き!」のファンを喜ばせてくれました。セットリストは以下の通りです。

Yours Is No Disgrace
Tempus Fugit
I've Seen All Good People
And You and I
Solitaire
Sketches in the Sun (GTR cover)
Fly From Here - Overture
Fly From Here - Pt I - We Can Fly
Fly From Here - Pt II - Sad Night at the Airfield
Fly From Here - Pt III - Madman at the Screens
Fly From Here - Pt IV - Bumpy Ride
Fly From Here - Pt V - We Can Fly (Reprise)
Wonderous Stories
Heart of the Sunrise
Owner of a Lonely Heart
Starship Trooper
Roundabout



正直今回は「スティーブハウの演奏を長男に見せること」を目的にしていたのですが、いつの間にか自分自身が楽しんでいました。困ったお父さんです。(笑)

心残りは今回もシベリアンカートルが聞けなかったこと。YESの中でも大好きなこの曲、私が来日コンサートに行けるような年になってからは、日本では一度も演奏されていません。ハウ先生ももうかなりのお年だし、もしかしたら生涯生では聞けないのかなぁ、なんて思ったりもしています。


ちなみにホールは渋谷公会堂。ここに来たのは、筋肉少女帯の「新人」ツアー以来でした。^^;

yes_sibuya_02.gif


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2012年04月13日

YMOの最高の演奏と言えば…

 
前回送料込み3000円で買えるCASIO SA-46で作ったYMOの "La Femme Chinoise" の動画を紹介しましたが、こういうのを聞くと音遊びは機材だけじゃない、ということが分かります。機材も大切だし機材で音を作る遊びも楽しいで夢中になってはしまいますが、なんてか、こう、要は気持ち、なんですよね。


"La Femme Chinoise" はもちろんYMO (Yellow Magic Orchestra) の有名曲です。

YMOは、マニピュレータの松武秀樹をサポートに迎えステージに立たせるという当時としてはかなり画期的な演出を行っていました。それくらい最先端テクノロジーを駆使したバンドだったのですが、そのYMOのかなり興味深い動画があります。私これ好きなんです。






音あそびは、機材だけじゃないですね、やっぱり!

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2012年04月09日

恥ずかしながら私の機材11 もしかしたら一番稼働率が高いかもしれない送料込み3000円から買えるキーボード、CASIO SA-46 / SA-76


たいして指が動かないくせにいろいろ鍵盤を使っている私ですが、今一番稼働率が高いキーボードはもしかしたらこれかもしれません。

casio_sa-76.gif
CASIO SA-76


実はこれ、カシオのキーボードの中でも最も安いシリーズで、ミニ鍵盤が44個の笑っちゃう程ちゃちなものです。安くあげるためACアダプタすら別売りというシロモノで実売価格も5000円程、同じシリーズで32鍵のSA-46に至っては送料込みで3000円を切る店まで出てきた、めちゃくちゃ安いおもちゃのようなキーボードなのです。



実はこの鍵盤、PCのモニタの前で使っています。YOUTUBEなどで音楽を聴くとき、どうしても音を取りたくなることがあり、そのために購入しました。

SA-76を買う前は、KORGのNANO KEYでPCの音源を鳴らしていました。打ち込みにも使えるしそれほど悪くはなかったのですが、メインで使っているハードウェア音源のないPCではASIOをかませても微妙にタッチと音にタイムラグがあり、動画を見ながら弾くにはフラストレーションが溜まっていたのです。


でも、この鍵盤を買ったのは安かったから、だけではありません。実はこのSAシリーズにはA4=440Hz±99セントのチューニングコントロールがあって、440Hzから微妙にずれた音にもぴったり音を合わせることができるのです。

世に出回る音源は全てが440Hzや442Hzでチューニングされてる訳ではなく、この前のセットリストにあったクルセーダーズの"Spiral"なんか、1/4音位440Hzからずれています。ミックスダウンの時に回転数を変更するために起こる現象なのですが、ギターやベースならちょっとチューニングをすれば済みますが、安いトイ・キーボードにチューニング機能はそうそうなかったのです。でもこのシリーズは送料込み3000円以下の癖にちゃんとチューニングできるのですから、これは画期的でした。これならネットのどんな音源とでも合わせることができます。うちのバンドでももう1人使っています。やっぱり「チューニング機能つきの安鍵盤」という需要だったようですが。(笑)


casio_sa76_2.gif



購入時は「どうせPC前専用だけれど鍵盤の数は多いに超したことはない」と604×211×57mmのCASIO SA-76を買ったのですが、今から思えば446×208×51mmのSA-46でも事足りたかもしれません。私はこう見えてもばかなのでYOUTUBEの動画に合わせながら結構熱くなっていることがままあり、44鍵盤で良かったのですが、和音やメロを拾うくらいなら32鍵盤でもそんなに困りませんし。

ちなみにこのシリーズに対応する別売ACアダプタAD-E95100LJは2000円もしてしまうので、せっかくの安鍵盤にわざわざつけるのはものすごくもったいないと思います。単3型乾電池を6本も使ってしまいますが、我が家の場合計画停電用に買ったエネループのセットを流用しています。カシオの鍵盤にしか使えない2000円のACアダプタよりこっちの方が汎用性もあって絶対お得でしたから。


音は…、正直値段なりです。同時発音数が8あるだけでもめっけもんという感じですね。でも、これ(しかも鍵盤数の少ない方のSA-46)でYMOをカバーした人もいて、その動画がありました。



こういうまじめな遊び感覚、私は大好きです!!


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タグ:CASIO SA-76 SA-46
posted by play music at 20:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 恥ずかしながら私の機材

2012年03月31日

恥ずかしながら私の機材10 ライブ用格安鍵盤、Roland JUNO Di

この前家で使っているおんぼろ鍵盤セットを紹介しましたが、おんぼろなりにかなりの重さがあり、そうそう練習やライブに持ち出すことはできません。実際にSK-88pro以外家から持ち出したことないんですけどね。

というわけで、私の場合どうしても外で使うための鍵盤が必要になります。

理想を言えばきりはなくYAMAHA MOTIFのXFRolandのV-Synth GTあたりを2台積めばもう「なんでもこい」なわけですが、重さも運びやすさも、そして何より予算が問題。本職じゃない楽器に30万円台クラスはきついです(涙汗)



私は基本的にはベース弾きなので人様の前で鍵盤を弾くことは多くないのですが、数年前ポップスバンドのサポートをする機会があり、その時「手軽で使い勝手のいい鍵盤が欲しいなぁ」と物色したのがこれです。この前の新春ライブでも使いました。

roland juno di 02.gif
Roland JUNO Di


roland juno di 01.gif



これを選んだ理由は、まずはなんと言っても予算。実売価格5-10万円前後には「練習やライブでも使えるエントリークラスのキーボード」がいくつかあって、その中からの選択だった訳です。

このクラスでは鍵盤のタッチは望むべくはありませんが、それでもミニサイズの鍵盤は困ります。シーケンサ機能は不要だけれど、音色を造ることのほとんどない私としては、一発で呼び出せるプリセットの音色は大目に欲しい所でした。プリセットの音源を少し加工して登録しておく、というのがヘタレ鍵盤である私の基本です (笑)。そしてもちろん小ささと軽さも重要でした。JUNO Diはこの点を十分にクリアできています。


最後まで迷ったのが、KorgのX50でした。JUNO Diが100.8cm x 30cm x 10.4cmの5kg であるのに対して、X50は 97.5cm x 25.7cm x 80cmの4,3kg。あきらかにX50の方が一回り小さいのです。手軽さを求めていた私に、この違いは魅力的でした。


ではなぜJUNO Diにしたのかというと、まずはプリセット音源がGM2の256以外に1082と聞くだけでも面倒臭いほど豊かであることがメインの理由でした。1000以上の音色というのはエントリークラスとしてはトップレベルです。それも結構使える音が少なくありません。例えばエレキピアノ系だけでも30以上のプリセット音色があって、セッションや練習で「何も準備はしていないけれどすぐに音を出したい」という時とても便利です。私の場合は、本番でもその音を少し加工するだけなんですけれど (汗)

更にDiには前面にマイクを取り付けられるようになっていて、(やりませんけど)弾き語りに便利ですし、そのままボコーダーとしても使えます。これはちょっと魅力でした。





もう一つ、MP3の再生機能も結構魅力的でした。これは普通のUSBメモリーを差し込むことになるのですが、これも地味に便利です。ミキサーやヘッドフォンアンプなしで、セットリストの練習ができるのは、練習期間の短い私にはありがたい機能でした。更には、ここでシーケンスパターンを再生しながら演奏することも可能です。


他にもつないだマイクにリバーブをかけたりとか、乾電池で動いたり、訳の分からないソロフレーズを無理矢理鳴らず"D-Beam"などという機能も売りのようですけれど、私は使いません。これが便利って人もいるのでしょうね。

roland juno di 04.gif
ライブ用にメモを書いたシール貼りまくっています(恥)



例によって上手く紹介できている動画を探しましたが、また英語版でした。









キーボードはどんどんすごいものが出てきて発表される度に欲しくなってしまうのですが、バンドではこれ1台あれば、結構ほとんどの事ができてしまいます。どうしても鍵盤が2台欲しいこともないではありませんが、どこのスタジオやライブハウスにもエレキピアノの1台くらいはあるので、ピアノ系は借り物、その他は自前、でなんとかなってしまっています。

そういうわけで、私はこれ1台でライブを済ませてしまっています。困らないかって?困るような演奏しませんから (笑)


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posted by play music at 13:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 恥ずかしながら私の機材

2012年03月26日

恥ずかしながら私の機材9 アンプの問題とヘッドフォンアンプ

 
以前MINIMARKを紹介した時にも書きましたが、家に置くアンプについては本当に悩みます。これはベース弾きには限らないことでしょうね。誰だって本当はそれなりの音を出して練習したいと思いつつ、住宅事情で自己規制せざるを得ません。私みたいにちんけな集合住宅に住んでいる子持ちには、それ以前に置く場所がないという問題もありますが。

NIMIMARKにもMINIのヘッドフォン端子や同じくMINIのAUX入力端子があるので、一応近隣に迷惑をかけないで練習はできますが、そういう使い方をするなら素直にヘッドフォンアンプを使った方が話は早いし、それに軽いとはいえ9.4kgあるアンプを移動させる必要もありません。

でこのヘッドフォンアンプ、安いものなら2000円位からあります。シールドが刺せてヘッドフォンがつなげて、あとは外部音源用のAUX端子があればいいのですから、ちょっと電子工作が得意な中学生になら作れてしまうますよね。安く作ろうと思えば結構安く作れるもののはずですから、2000円位という金額も納得できます。


あとはベースの信号の特性にどこまで対応しているか、付加価値的機能がどこまであるか、どの程度まで予算を用意できるか、という問題なのですが、私はここしばらくこれを愛用しています。


tascum 01.gif
TASCAM MP-BT1



TASCAMというとちょっとマイナーな印象もりますが、実はあのTEACの業務用音響機器ブランドだったりします。そしてこのMP-BT1は「ヘッドフォンアンプ」ではなく「ポータブルベーストレーナー」を自称していて、結構アイディア満載のガジェットです。


このはMP3-BT1、MP3プレーヤー機能を搭載しています。この型の前まではなんどCDを音源として再生できていたのですがその分筐体が大きくて、はっきり言って使いにくいものでした。でも内蔵メモリ1GのMP3再生機能を持ったこの型は、コンパクトエフェクタ並の大きさです。普通にエンコードすれば200曲以上は入りますから、私はセットリスト毎にフォルダを作っています。ちなみに音源はPCのMP3ファイルをそのままBT1に転送するだけ。iTunesみたいな面倒な転送ソフトは必要ありません。





音源を内蔵できることで、ピッチはそのままで再生速度を変えたり(速いユニゾンの聴き取りや練習に便利!)、ベース音をエンハンスしたりカットしたりなどの再生も可能になりましたし、メトロノーム機能やチューナー機能もあります。使う必要は感じませんが、ピッチシフトというかトランスポートというか、再生キーを変える機能まであります。まぁ必要な場面もあるのかもしれないな。

さらに面白いのがマルチエフェクタ内蔵であることですね。正直いって「これをアンプにつなぎたい」と思うような音ではないのですが、「スラップを使うからちょっとコンプとイコライザが欲しい」、位の使い方なら十分に対応できます。練習用ですしね。

tascam 02.gif



Sadowsky の NYC でこれを使ってる動画も発見してしまいました。私はMetro持ちなんですけれど、このアンバランスさが素敵です(笑)





このTASCAM MP-BT1、実は生産終了品となってしまいました。(CD版はまだ現行機なのに…)そのため値崩れと品薄が同時に進行していて、15000円前後で売られていてり売り切れていたり、という状態です。5000円位出して変なヘッドフォンアンプを買うよりは、あと1万円出してこの多機能トレーナーを買う方が正解だと思うのですが、同じ感覚の人も少なくないのでしょう。私が家で練習する時間の9割5分は、このMP-BT1です。集合住宅でご近所とうまくやっていくにはこうなるんです。(苦笑)



さて、これが生産中止となり後継機は何かというと、どうやらこのTASCAM GB10のようです。値段もBT1と変わらないし、録音機能もついたしと、後継機として当然のパワーアップなのですが、ギターと兼用になってしまったこととレコーダー機能が前面に出てきてしまったこと、更には横長のデザインが、今までの「コンパクトエフェクタ風高機能ヘッドフォンアンプ兼MP3プレーヤー兼マルチエフェクタ」の匂いが薄くなって、その点がちょっと残念かも。機能面と価格は進化しているのですから、素直にこれを使ってもいいのですが、私はしばらくの間
MP-BT1を使い続けることになりそうです。本番直前にも練習できるように、ギグバックのポケットに常時突っ込んでいますから(笑)

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posted by play music at 11:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 恥ずかしながら私の機材

2012年03月23日

な、なんだこれ?



野呂一生、増崎孝司、菰口雄矢、神保彰、
則竹裕之、坂東慧、小野塚晃、櫻井哲夫、勝田一樹

http://after-burner.jp/


事情が分からないまま、と、とりあえず注文!



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2012年03月18日

恥ずかしながら私の機材8 最新で10年物、おうち専用ロートル鍵盤3段セット(汗)

 
ベース弾きですが、一応鍵盤も弾きます。

これは本当にもうどこに出しても恥ずかしくないくらい「一応」で、あんまり難しいことをやれと言われると泣きながら逃げ出すほどの実力者です。あんまりきちんと練習を続けてこなかったら、身から出たサビなんですけど。

それでも鍵盤を弾くのは、個人が出せる音としては一番幅が広いことや、鍵盤とPCの組み合わせで様々なことができるからでもあり、それにベース弾きと言えど他の楽器にも多少の理解があったほうがバンドはうまくいく、という思いがあるせいかもしれません。まぁ、好きだって言うのが一番の理由なんですが。ちなみにこの前のユニットでは、全員がある程度の技量で鍵盤を弾くことができます。自分のパートを地道に練習するのは当然として、他の楽器にまるで好奇心を示さないようじゃだめなんじゃないか、という思いも、ないではありません。



で、これが我が家の定置鍵盤です。

tenten_keys_home.gif


下から Rolandのピアノタッチ88鍵盤(MIDIコントロール可能)初代RD-300、中段が76鍵シンセタッチのYAMAHA W5、そして立たせてあるのが37鍵シンセタッチのSK-88Pro。この3台は当然MIDIケーブルで繋がっています。


この中で一番古い機材はRD-300です。これを買ったのは結婚前。ってことはもう20年以上、いや25年位は使っている気がします。どうしても88鍵ピアノタッチの鍵盤が欲しかったけれど手が出なかったとき、秋葉の十字屋で10万くらいでバーゲン品が出てて、とびつきました。内部音源はピアノやエレピなど貧弱だったのですが当時としてはタッチも良く、音源はラックに任せるつもりで買った物です。ばかでかくて重いけれど、未だに我が家のメイン鍵盤なのですからたいしたもの。今でもRoland RD-300 NXという半分以上奥行きが減った後継機が未だに売られていて、かなりのロングセラーになってしまいました。うちの娘は、これでピアノの練習をしています。


中段のYAMAHA W5は、シーケンサ内蔵の76鍵。このシーケンサがクセモノで2DなんてマイナーなフォーマットのFDをメディアに使い、しかもそれがすぐ壊れることで有名になってしまいました。1994年の発売でしたから、これも15年は超えています。でも、シーケンサ部分が壊れてしまっても、S8の出る前の結構ヤマハのメイン機でもあり、音色とタッチは素晴らしく、このタッチと76鍵というだけで処分できませんでした。


上段のSK88-Proは、当時Rolandの定番音源だったSC-88Proに37の鍵盤をつけた物です。RD-300から送られた演奏信号はみんなここに来ていて、音源はこれを使っています。最近亡くなったレイ・ハラカミさんが、このSK88 Proの音をリバースなどの再加工で、すごく上手に使っていたのは記憶に新しい所です。私の尊敬する矢野顕子さんもコラボしていましたし。これも15年ものですねぇ…。



我が家ではこの鍵盤群がばりばりの現役です。

もちろん他にもっと良い機材は山ほどあります。でも家に据え置きで使う鍵盤は、もうこれで十分。練習にはRD-300とW5があれば何でも出来るし、DAWだってSK88があれば、基本全く困りません。あ、これ見よがしにおいてあるPCで走らせているのは、Dosの時代からなんだか使い続けてしまっているCakewalk Sonar。もちろんこのサブノートは非力なので、音源はSK88とW5の物を使います。



パソコン並に進化の激しい電子楽器ですが、わたしはこのクラスの物を複数買っておいて良かったと思っています。さすがにDX*とかM*とかは ♪ドナドナドーナぁ、どーなーぁ、と売られて行きましたが、この3台は家を離れる気配がありません。以前はでかい3段組のキーボードスタンドに載せていましたが、今は全て直置き(笑)。でも、この方が、演奏的には操作性は良いのです。音色はSKでなんとかしちゃうし。

いえ、性能やタッチ、相性もありますけれど、でかくて動かしにくくて、売って良い値段がつく時代がおわってしまった、という面もあるんですけどね。(苦笑)

鍵盤は時代と共にどんどん新製品が出るジャンルなので、その価値は弦楽器より下がりやすい物ですが、目的意識を明確にすれば、結構長い間使える物です。独身時代の機材を今も使っている鍵盤なんて、「結構自分も楽器を見る目があったな」などとほくそ笑んでいます。下の娘がこの鍵盤でバイエルの練習をするのを見るのも、なかなか幸せなものですよ。^^

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posted by play music at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 恥ずかしながら私の機材

2012年03月15日

恥ずかしながら私の機材7 アンプの問題とMINIMARK


ベース弾きが機材で悩むと言えば、やっぱりアンプでしょう。なにしろ低くて太い音を鳴らすのがお仕事のベース、ある程度の音を出すためにはそれなりに大きなスピーカーが欲しくなります。

自分でアンプを買うとなると、まずは置き場に困ります。私の場合みみっちい集合住宅に家族5人が住んでいて、楽器を置く場所にも困っています。子ども部屋などにも分散させ、いかにも「子どもの情操教育のためでもあるのだよ」的詐欺をしようとも試みていますが、その技にも限界はあります。
これが鍵盤系だったり単純に弦楽器本体であればある程度許される部分もあるのですが、アンプとなればもうだめ。ましてやベースアンプとなれば何があってもだめです。ええ、我が家の場合。


実際家にでかいキャビネットを無理矢理置いた所で、音量なんて3%も出せません。現実的に家での練習はアンプなし、あるいはヘッドフォンアンプという人は多いのではないでしょうか。練習スタジオに行けばどこにもそれなりのアンプはあるし、人前での演奏ならDIからPAさんに音を送れば良いし、個人持ちのベースアンプなんてプロやお金持ちだけに許されること、という思いもあります。


でもベース弾きをしていると、やっぱり手元に1台でいいから自分のアンプを置いておきたくなります。でも音が出れば良い、という訳じゃありません。やっぱりそれなりになって欲しいし、どこかに持ち出したときにはある程度活躍させたい、と思うじゃないですか。


というわけで、この件についての私の回答はこれでした。

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MARKBASS / MINIMARK


見るからに小さなこのアンプのサイズは、225cm x 387cm x 438cm。キーボードスタンドの下に置いておけるサイズで重さは9.4kg。それなのに出力は150w、外部キャビネットにつなぐことも可能で、4Ωの場合250Wものパワーを出せるシロモノです。

スピーカーは6インチのカスタムB&Cネオジウムウーファーとピエゾツイーター。アンプ本体の小型化と高出力化は最近めざましくそれだけで驚くことはありませんが、このMINIMARKからはこの小ささからはなかなか想像できない太い音が出ます。

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裏にはキャビネットにつなぐ場合のケーブル端子とスピーカーOUT、更にはDIのLINE OUTがあります。つまりはこのMINIMARK、キャビネットにつなぐことも普通の使い方というか、家では本体で、出先ではキャビネットにちないでという思想を基本的に持っているわけです。家の狭い私のために作られたようだ!!

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更にはMINIサイズのヘッドフォン端子とAUX INがあり、家ではiPhoneでもつないで小さなイヤフォンで練習してなさいね。的配慮まであります。家の狭い私のために作られたようではないか!!です。

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実はこのMINIMARK、Phil Jones Bass BriefCaseと大変デザインが似ています。

5インチ2発のスピーカに100wのアンプを載せたブリーフケースの登場は衝撃的でした。「このサイズでこのパワー!」と思った物です。私の目には6インチ一発50Wの超小型アンプMicroMARK、ブリーフケース、そしてMINIMARKで入ってきたような気がします。まぁ曖昧な記憶なんですけど。もし間違いなく後発だったら、いいとこ取りでずるいですよね、MINIMARK (苦笑)。


アンプはベース本体以上に試奏できる場所が少なく、ブリーフケースとミニマークの両方を試したのは2010年頃だったと思います。どちらも発表されてから3年位は経っていたのではないでしょうか。そして私の場合試奏の結果MINIMARKとなりました。


このアンプ、今時の物としては大変にノブが少なくコンプレッサーどころかイコライザも入っていません。音量以外は "VLE"と呼ぶビンテージ系のフィルターと"VPF"と地ばれる今風ドンシャリ系のフィルタのつまみだけ。「3つしかないノブの2つがフィルタで良いのか」とすら思ってしまいます。

でも、これ音は良いです。さすがMARKBASSとしか言いようがありません。個人的にはブリーフケースより表情も豊かで音も太く、超小型アンプの最高峰じゃないかとすら思えてしまいます。えっと、動画動画、、あったぞ!








いつか宝くじでもあたって家が大きくなったら、MARKBASSのでかいキャビネットと高出力のヘッドを自分の部屋に置いておきたい、と思いつつ、私、ここ10年くらい自分の部屋ありません(涙) … お仲間のお父様方に鼻息荒くお勧めできるMINIMARKは、現在私の唯一のスピーカつきベースアンプです。私はジャズベ系一本とマルチエフェクタ、あとミニマークさえあれば、とりあえずこれだけでどこにでも出前できてしまうようになりました。いや、楽でいいです、これ。(笑)

mini mark 06.gif



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2012年03月11日

恥ずかしながら私の機材6 BOSS GT-10B

 
前回まで現役のコンパクトエフェクタ類を3つ紹介しました。

実際の所これさえあれば練習でも本番でもなんとかなってしまうのですが、それでもたまに「もう少し色をつけないな」と思うこともないではありません。まずボリュームペダルがありませんし、「空間系」(本来はストリングスなどシロタマの長い音を言うんですけどね)と呼ばれることもあるリバーブディレイもありません。まぁベースが足元で空間系のエフェクトを使うのはディレイ/コーラスくらいという気がしないでもありませんが、それでもたまには欲しくなることもあります。

こういう風に欲を出していくとエフェクタの数が増え、やがてでっかいエフェクタボードを持ち歩くことになってしまうのですが、私は別方向の解決策を探しました。マルチエフェクタです。


マルチエフェクタもずいぶん安くなりました。例えばTONE WORKS(Korgのエフェクタブランド)のAX3Bなんか4000円台で買えてしまうのに、その性能は馬鹿になりません。一般的に想定されるおおよその機能が入っていて、単体チューナーBitchBlackより安いこともあるのですから、積極的に活用して良いと思います。

しかしそこそこご高齢のおぢさんとしては、やっぱりもう少し汎用性が高くクオリティの高い物を使いたいという気持ちもありました。マルチエフェクタだからこそしっかりした物が欲しいという思いです。結構長い期間いろいろ試奏したのですが、最終的にはやっぱり定番のこれになっちゃいました。

roland gt-10B.gif

BOSS GT-10B


GT-10Bはマルチエフェクタの定番でもあり、現在販売されているマルチエフェクタの中では最高峰のものの1つと言って良い気がします。


このエフェクタはギター弾きにも愛用者が多いGT-10のベース版と思っている人もいるようです。確かに10-Bの方が遅く発表されていますが、発表時期は僅か1ヶ月の違いですから、同時進行で開発されたと考えて良いでしょう。決して「GT-10をちょいと改造してベース版にした」緩い造りのエフェクタではありません。

真っ先に上げなければならない特徴は、バイパス時に見事にノイズが乗らないことです。エフェクタ類はものによってはoffにしてもノイズが乗ることがありますが、GT-10Bの場合その心配は皆無です。またペダルも良くできていてタイムラグは皆無。しかもエフェクトのバリエーションやクオリティもマルチとしては最上クラスで、私の参加しているバンドのギター弾きさんは巨大なラックに***万円程投資している人なのですが、最近では練習どころか小さめのライブもGT-10で済ませてしまっている程です。会場によってはラックを稼働すると電源が落ちていましたから、節電にもなりますね。(笑) 4-5万はしてしまいますが、こつこつ単体のエフェクタを買い足すより絶対安上がりだし、電源の管理も楽です。



youtubeに面白い動画がありました。GT-10Bのセミナーの様子です。










なーんか「無理矢理機能を使っている」という印象がないでもありませんが、楽器店主催のセミナーだから仕方ないのかな?こちらの動画の方が短時間で特徴が分かりやすいかもしれません。









ただこのGT-10Bにも弱点はあります。それは「機能が多すぎてなかなか使いこなせないこと」です。出来ることが多すぎてパラメータの組み合わせは膨大過ぎ、しっかりした考えがないとなかなか良いセッティングにたどり着けません。


では私はどう使っているかというと、まずイメージに近いプリセットの音を探し出し、それをベースに音色を再加工します。いろんなパラメーターがあるので覚えきれるはずもなく、ちょっとでも「良いな」と思ったら直ちにセーブ、いくつか候補を絞った上でセッティング名をつけて忘れないうちに保存します。この「忘れないうちに」がアルツの入り始めた私にはかなり重要なのです。(涙)


roland gt-10B 2.gif

"IS IT YOU VIBAP"、これ "Is it you?" という曲用のセッティングなのですが、後半の "VIBAP" が何を意味しているのか、どうしても思い出せません。(滝涙)



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タグ:BOSS GT-10B
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2012年03月10日

恥ずかしながら私の機材5 Korg Pitchblack Pedal Tuner


前回「持っているコンパクトタイプのエフェクタ類は、前回紹介した EBSのマルチコンプとこのSANS D.Iの2つだけ」と書きましたが、大事なものを忘れていました。ある意味エフェクタより重要な装備です。

korg pitchBlack 01.gif
KORG Pitchblack




チューナーで大切なことは、何があっても信号を減衰させないこと、そして視認性反応速度です。最近はコンパクトチューナーの性能も上がり安くなってきましたが、私の選択肢はこれでした。トゥルーバイパス仕様なので入力した信号をそのまま出力できますし、チューナーモード時には出力はOffとなります。反応速度もこのクラスでは最上位レベルです。そして何より視認性が最高なのです。

ライブハウスなどの暗い場所では、モノクロ液晶表示のチューナーでは実用的ではありません。できるだけ見やすく分かりやすいことが重要です。「俺はラックに大きなチューナー組んであるから大丈夫だもんね」という発想はありなのですが、私は以前立ち位置からラックが見えないという事態に陥ったことがあり、必ず足元にチューナーを置くことにしています。もうすぐPitchblack POLYというポリフォニックチューナーが発売されるようでこちらにも期待はしていますが、どれだけ使い勝手が良いのかはまだ未知数です。こういうツールって予測していない落とし穴があったりしますよね。




ポリフォニックによるチューニング時間の短縮は魅力でもありますが、私はまだしばらくの間、KORGの傑作であるPitchblackを使い続けます。裏技ですがこのチューナー、200mAまでの9VDCアウト端子がついていて、他のエフェクタに電源供給もできたりしちゃいますし、液晶表示モードもいろいろあるので好みに合わせられます。なによりこの視認性は他のチューナーでは得難いのです。これが5000円台からなのですからKorg様々ですね。




というわけで、私の足元は基本こんな感じです。

korg pitchBlack 02.gif

右からPitchblackMulti Comp、そしてSans Bass Driver。SANSには歪み系まであるので、これだけあれば困ることはありません。「他に何も持っていないのか」と言われたら、「実はいろいろあるんだけれど、あんまり使わないのです」と正直に告白します。(ノД`)

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2012年03月07日

恥ずかしながら私の機材4 TECH21 SansAmp BASS DRIVER DI


引き続きごめんなさい猫も杓子が続いて本当にごめんなさいSANSですそうですあの万能ダイレクトボックスののSANSAMP の BASS DRIVER DIですごめんなさい。


sans_amp_01.gif


"D.I" とは「ダイレクト・インジェクション(ボックス)」の略称でして、まぁ早い話「楽器からミキサーやPAに直接信号を送るためのインピーダンス変換器」のことです。私たちヘタレアマチュアは、基本どこぞで楽器をアンプにつないでお友だちと遊ぶ訳ですが、ライブ演奏する時や録音するときにはPAやミキサーに直接信号を送ることで音をクリアにすることができます。ところがライン直結だとアンプを通したような音作りができなくってしまいますが、これを「まるでアンプを通したかのようにシミュレートする」ことができるのがこのD.Iなのですが、SANS AMP BASS DRIVER DIはあまりに容易に「それっぽい音」が作れてしまうため「ヘタレベース救済マシン」の異名もあります。今私がつけたんですけれど。


D.Iなのだから基本卓に繋ぐべきものなのですが、これはプリアンプとしてもエフェクタとしてもあまりに有能であるため練習時にもそのままベースアンプに繋ぐ人が後を絶ちません。私もその1人です。





人によっては「チープでありきたりの音」とか「SANSのありがちな音」とネガティブな評価もないではないのですが、私は決してそうは思いません。もしSANS風の味付けを絞りたければ "BLEND" ノブを絞り込めば良いだけの話です。「良い楽器を良いアンプに直接つなぐ」という思想の人には受け入れにくいかもしれませんが、アマチュアの9割を占めると思われるヘタレ仲間の皆さんには、手元に1台あるとすごく便利だよ、と声を大にして言いたいところです。 MTRに録音するときなんかもすごく便利です、これ。


実は私の持っているコンパクトタイプのエフェクタ類は、前回紹介した EBSのマルチコンプとこのSANS D.Iの2つだけです。どっちも笑っちゃう程定番で「お前のオリジナリティはどこにあるんだ!」と言われてしまいそうですが、別に完全依存している訳でもありません。SANS使ってみたところでノリが良くなるわけでも指が動くわけでもなく、弾くのは自分自身ですから。私程度の腕で「ありがちな音」なんて恥ずかしくって死んでも言えません。

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2012年02月28日

恥ずかしながら私の機材3 EBS MULTICOMP

 
ごめんなさい猫も杓子もで本当にごめんなさいMULTICOMPですそうですgoogleで"EBS"+スペースと入力すると1番上に出てくるあのMULTICOMPですごめんなさい。

EBS_MULTICOMP.gif



モノを知らない私が言うのもなんなんですけれど、コンプレッサーというのは本来「極端な音量のムラを平均化する」ための装置です。でも弾く側は音量を大きくしたり小さくしたりしながら弾いているわけで、当然「平均化」には落としどころがあります。その違いがコンプレッサーの個性となる、んだと思います (汗)。

私が初めて使ったコンプレッサーはBOSS(Rolandのエフェクタブランドですね)のCSシリーズでした。初代と後継機のCS-2の両方を使ったので、BOSSさんには多少感謝していただきたいな、と。

このCSシリーズは「音量を平均化させる」というより「音色を変えるエフェクタ」的なものでした。私は使ったことがないのですが、CS3では更にその傾向が強まったようです。スラップでプリングした時などを結構極端に潰してくれて音色の変化も大きなものでした。私はこのCSも結構好きです。


じゃぁMULTICOMPは音色は変わらないのかというと…、えっと、変わります (大汗)。





EBSはスウェーデンのベース関連機器メーカーで、アンプやらキャビネットやらペダルやらいろんな物を作っているのですが、MULTICOMPはその中でも特に評価の高いコンパクトタイプコンプレッサーです。最近はアンプにコンプが組み込まれていることも当たり前のご時世ですし、ラックタイプを使えばより明瞭な効果が得られるのにも関わらず、これはやたら人気で売れています。はい、私も買いました。


どうしてこんなに人気なのかというと、多分、コンプレッサーとしての価格性能比と、エフェクト的な部分とコンプ部分とのバランスなんだと思うんです。私が使っていた時代のCSなんかは時代もあってS/N比も低く信号の再加工でバランスと取っていましたが(それが味でもありました)、マルコン(だんだん雑になってきました^^;)はそういうあからさまな「再加工」の印象を全く受けない音です。まぁ、印象なんですけど。

私のちっちゃなアンプにはフィルターはあっても独立したコンプレッサーは入っていないので、ラック式ではない小さなMULTICOMPはとても重宝します。たくさんの人が使っているのでちょっと迷う所もあったのですが、もうは定番の一つだと割り切って使ってみたら手放せなくなってしまいました。一つ持っていて絶対後悔しないコンプレッサーの一つではないでしょうか。もし気に入らなくても絶対すぐに売れるし (笑)。

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タグ:EBS MULTICOMP
posted by play music at 21:05 | Comment(1) | TrackBack(0) | 恥ずかしながら私の機材

2012年02月25日

恥ずかしながら私の機材2 -MTD Kingston Bass Z5-


私がバンド遊びを復活したのは5年ほど前でしょうか。

確か最初に遊んでもらったバンドは男声ボーカルのブルースバンドでした。ブルースは今まであまり真剣に演奏したことがなく、少ない和音の中でどれだけバリエーションや面白みを出せるのかと、なかなか苦労した記憶もあります。このバンド遊び復活の頃には、まだ4弦のジャズベしか持っていませんでした。正直5弦を使う必要性を感じていなかった部分もあります。

ところがいろいろな楽曲をやるうちに「これはもう5弦が必要なのではないか」的状況が発生しました。単純にLow E以下の音が、課題曲に頻繁に出てくるのです。中にはキーがE♭m とか弦楽器への悪意さえ感じるような楽曲まであり、D-Tunerだけでは対応が限界じゃないか、と思い始めました。





もうおじさん楽器屋さんに5弦ベースを見に行きましたよ。

そしたらこんどは「パッシブがどうのアクティブがどうの」という聞き慣れない言葉が出てきてまたもや混乱です。話によると「楽器本体にプリアンプを埋め込んだものがアクティブで、ないものがパッシブ」だという話。昔だって楽器本体にプリアンプを埋め込んでいた人はいたけれど、どうやら最近ではプリアンプを埋め込んだ「アクティブ」ベースの方が選択肢が多い時代になっていたようなのです。知りませんでした、私。20年以上のブランクは大きいよなぁ…。





ジャズベースでパッシブとアクティブの音色を比較しています



正直プリアンプについては「あってもいいけれどなくても困らない」程度に考えていました。楽器屋の店員さんは「音痩せ」とか「信号の減衰」とかいろんなことを言うのですが、実際に弾かせてもらっても、お題目程のメリットは感じなかったというのも正直なところでした。しかし5弦となると、パッシブタイプのものは多くありません。



更に驚いたのが楽器の弦高の低さです。どのベースも考えられないほど弦高が低くセッティングされていて、それを更に低くしようとチューニングに出す人もいるようなのです。確かに弦高が低ければ左手は疲れないだろうけれど、ここまでするか、といった印象でした。



じゃぁアクティブで弦高の低い5弦ならなんとかなるのかというと、今度はB線の問題が発生します。試奏した多くの楽器ではB線にでれでれした印象を受けました。これは今まで4弦しか弾いたことがなかったためB線の特性を理解していなかったためでもありますが、やっぱり少しでも感触の良いB線を弾きたい、という思いは捨てきれません。そしてB線の鳴りで5弦を選ぶと、予算がどんどん上がってしまいます。


自分の中で条件を整理してみると、(1) 5弦で、 (2) 癖が少なく弾きやすい、(3) バランスが良い、 (4)B線にだれだれ感が少ない、 (5) お財布に優しい楽器、ということになりました。わがままですよね(苦笑)







数ヶ月いろいろ迷って、結局私が購入したのが、このベースです。

mtd_kingstone_z5.jpg
MTD Kingston Bass Z5





本当のことを言うと、MTD 535 を買うつもりでいたんです。だってマイクトバイアスの工房で作られているのはこっちで「本物」感が違うし、このあたりで「一生ものの1本を」とも思っていましたし。

でも試奏してみると違和感がないのです。ピックアップはさすがにバルトリーニとは行かず例の切れ味の良いミッドレンジは望めなかったのですが、5弦アクティブ初心者の私には、まずはこれで十分ではないかと思えました。30-50万の金額差も大きな理由だったことも告白しておきます。

mtd_kingstone_z5_02.jpg
http://www.mtdkingston.com/basses/Z.htm





この頃のMTD Kingston Bass Z5は韓国で生産されていました。今では中国だかベトナムだかに工場を移したとも聞いています。kingston は マイクトバイアスのデザインを人件費の安いアジアで作った廉価版なのです。そりゃバルトリーニのピックアップなんか載せられるわけないよな、です。実際高級感はまるでありません。(笑)

mtd_kingstone_z5_03.jpg





しかしマイクトバイアスの設計思想は kingston にだってちゃんと反映されています。例えばバズ・フェイトンのチューニングシステムもちゃんと搭載されています。

mtd_kingstone_z5_04.jpg




ネックは35インチとやや長めなのでB線のでれでれ感が少なめなのも気に入りました。ネックの0フレットはチューニングの安定に一役買っています。

mtd_kingstone_z5_05.jpg







Kingston Z5「値段のわりに大変バランスが良く使いやすい5弦のアクティブベース」です。5弦を使うときには、未だにこの楽器が最初のチョイスになります。


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posted by play music at 17:47 | Comment(3) | TrackBack(0) | 恥ずかしながら私の機材

2012年02月24日

CASIOPEA -'80フュージョン全盛時代-

 
日本のフュージョンで一番売れたのがカシオペアでしょう。

このバンドもご多分に漏れず「フュージョン」と呼ばれることを好まず「ポップクリエイティブ」などと自称し始めた過去があります。分かりやすいメロディーをタイトで小気味よい演奏で聞かせてくれたバンドにふさわしい呼び名かもしれませんが、ジャンル名としては当然定着しませんでした(涙)。


私が初めてカシオペアを聞いたのはテレビのCMでした。曲は"I love New York"。JALか何かの"I♡NY"キャンペーンあたりのCMだったと思います。





「これ悪くないな」と思っていたら、友だちが「おい、エラいバンドがいたぞ。しかもみんなうちのご近所出身だ」みたいな話でアルバムを貸してくれました。野呂さんと向谷さんは私の実家と高校の学区が同じだったのです。当時既にインストの音楽に洗脳されつつ合った私たちは「うぁぁぁ、恰好ええのう!」と聞き込みました。セカンドアルバム "SUPER FLIGHT" でした。


CASIOPEAはこのあと大変な勢いでアルバムを発表し続けます。そしてそれが世界の人たちに受け入れられました。1983年にはロンドンに招かれ、当時はNHKのニュースにもなったほどです。





今ではとても考えられないことですが、当時の日本では特に楽器ヲタではない人もあたりまえのようにフュージョンを聞いていて、カシオペアはその代表的なバンドであり、武道館公演までありました。今インストのバンドでこれだけ客を呼べる、なんてことはありませんよね…。当時の熱気を伝える映像が残っています。観客のいかにも80年代といった雰囲気と合わせてご覧ください 。





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2012年02月22日

CASIOPEA × 渡辺香津美 × 熱帯JAZZ楽団 × DIMENSION - ASAYAKE


日本フュージョンの歴史的トップバンドといえば、80年代黄金期を迎え、その辺のヤンキー兄ちゃんにまでインストの16ビートを聴かせたカシオペアということになるでしょう。

もちろん私もカシオペアは聞きまくりました。"Make up City" や "Mint Jams" はまがう事なき名盤で、未だに聞きます。カシオペアのライブも学生時代には年に数回は行ったっけなぁ。


でも話はまだDIMENSIONです。

これは2000年日比谷の野音で行われた "PAL MUSIC" の演奏ですね。私も子どもを上野祖父母に預け夫婦で聞きに行きました。この日のPAはカシオペア優先セッティングで、DIMENSIONの演奏は若干バランスが悪かった、そんな記憶もあります。

雨の中、もう自分でも好きなんだか嫌なんだかわからくなってしまった "ASAYAKE" を、DIMENSION、CASIOPEA、熱帯ジャズ楽団、渡辺香津美と、人気も実力もトップクラスのプレーヤーがソロを持ち回っています。ますは聞いて下さい。ソロが聞き所なんですから。





1:45あたりから、スーパーギタリスト3人によるソロの取り回しが始まります。私は増崎さん、野呂さん、香津美さんの全員が好きなので、その分バランス良く評価できる立場だとは思うのですが、やっぱりここのそろ、増崎さんが首1つ抜きんでていますよね。香津美さんは当日なぜか音量が低く、会場ではここまで聞こえませんでした。

3:33からはベース合戦です。高橋ゲタ夫さん、青木智久さん、鳴瀬喜博によるソロの取り回し。これは正当派スラップの青木さんとエンターテイナーナルチョ、ボーイングまで使って個性を演出した3人は引き分けです。(笑)

4:21からのドラムとパーカッションは神保さんが相変わらすキレキレなのですが、カルロスさんの楽しそうな演奏や、例によってバスドラの上にタム1つの石川さんが太い重い音で手数観音神保さんに一歩も譲らず、ここもドロー。

ブラス系はみんな巧いし比較しにくいので全員ドロー。

5:22からのキーボードソロは、やっぱり小野塚さんが頭1つ抜けている印象もありますが、他の二人良いソロです。向谷さんなんか現場の空気に飲まれたのか、明らかにいつもより手数多いですし。


この演奏は、今日本のインスト(はいはい、フュージョンでもいいですよ)をリードしているメンバーによって行われた貴重な映像だと思うのです。私は当日雨でびしょ濡れでした。(笑)


もしボーカルのない演奏にまだなじんでいない人がいたら、こういう動画をご覧になるのもなかなか面白いのではないでしょうか?


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タグ:DIMENSION ASAYAKE
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2012年02月21日

DIMENSIONに関してはまだ言わせていただきたい

 
DIMENSIONの打ち込みがどういうものなのか、アルバムとライブの音源で十分理解していただけたと思います。"Nudistic" のイントロなんか、ここだけでも「作品」と言って良いレベルではないでしょうか?

このイントロを編集したのが DIMENSION の頭脳ことキーボードの小野塚晃。彼は渡辺貞夫グループのレギュラーサポートもつとめるジャズピアノの実力派です。彼のキーボードとロック魂溢れる増崎孝司のギター、そして一見ヤンキーだけれど実は音に真面目な技巧派スター勝田一樹の3人が絡み合ってこそのDIMENSIONサウンドなのですよ。

打ち込みなしだって、DIMENSIONは山ほど素晴らしい演奏をしています。例えば私の大好きなこの曲とか、






代表曲と言われることの多いこの曲とか、






いちいち貼っていったらきりがありません。アルバム、26枚も出ているんですから…。でも、これくらい弾けちゃえば、もう「打ち込みだからとかなんとか言うレベルではない」ことだけは分かっていただけると思うのです。


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posted by play music at 19:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年02月20日

DIMENSIONに関してはもう少し言わせていただきたい

 
もう少し私が日本で一番好きなインストバンド DIMENSION のことを書かせて下さい。


実はこのバンド、打ち込み/ループを結構使います。

あ、今「なんでぇ、打ち込みありかよ」と思ったそこのあなた! えっと、気持ちは分かります。私もバンドで打ち込みというのは正直あまり好きではありませんでした。「手でちゃんと弾きなさいよ」という気持ちは大変良く理解できます。でもまぁ大家さん、ここはひとつ聞いてやって下さいな。


DIMENSIONの打ち込みはセカンドアルバムあたりからあります。サードアルバムに至ってはメンバー3人だけで録音されていて当然リズム隊も打ち込みです。別にサポートしてくれる人がいなかったわけではありません。事実ファーストアルバムでは、青木智仁や菅沼孝三など国内トップクラスの実力者がサポートをしています。

じゃぁ打ち込みだからつまらないかというとそんなことは全くなく、私の大好きな Third Dimension の "Yellow Sunshine" なんか「打ち込みのリズム隊ならではこそ」の面白さが詰まった名曲です。当人たちも打ち込みを隠す気は全くなく、同じアルバム1曲目の "Lost in the Maze"どう考えてもスラップ+チョーキングではあり得ない音をだして「打ち込み宣言」とすら思えます。確信犯ですな。



"Yellow Sunshine"




でもまだこの頃、DIMENSIONはライブでは打ち込みを使っていなかったと思います。初めてのライブアルバム Sixth Dimension では "Lost in the Maze" を含む難曲を実に小気味よく演奏していて、「俺たち別に打ち込みなしでもいけるもんね」的実力を見せつけてくれました。まぁメンバーはアルバムだって実際に弾いているわけで打ち込みは基本リズム隊ですけれど。("Sixth Dimension" のリズム隊は、ドラム・石川雅春、ベース・今は亡き青木智仁の二人で、この二人は後に "A.I" と呼ばれるレギュラーサポート的存在となります。)


しかしこのバンド、やがてライブでも打ち込みを使うようになります。「あんたたちやたら巧いんだから、手弾きだけで演奏して、その辺のヘタレアマチュアの度肝を抜いていればいいじゃん!」と思わないでもないのですが、大家さんどうです?、それでもあえて打ち込み使うんですよこのバンド。


超絶技巧で有名なDIMENSIONが打ち込みを使うのはなぜなのでしょう。それは当然「この場場所のこの曲にはこの音が必要だから」という理由でしょう。私にはそうとしか思えません。例えば恵比寿ガーデンホール(うわ、何書いてるんだ俺、ドラム石川さんじゃん!恵比寿じゃないじゃん!)で演奏されたこの名曲 "Nudistic" を聞けば、共感してくれる人もいると思うのです。




えっとね、私思うんです。「人は機械とでもノレるよ」、って。




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posted by play music at 22:15 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記

2012年02月18日

DIMENSIONに関しては一言言わせていただきたい

 
いけないいけない、グラミー賞のポールマッカートニーを見てビートルズに話が飛んでしまったけれど、「フュージョン」について書いている途中でした。

前々回動画を貼ったDIMENSIONは、私が日本で一番好きなインストゥルメンタルのバンドです。

DIMENSION_01_01.gif
http://dimension-tokyo.jp/


初めてDIMENSIONを知ったのは、深夜番組か何かだった記憶があります。バブルのようなフュージョンブームが過ぎ去り、私も仕事と子育てに追われて何かと忙しく楽器を触るどころか音楽を聴く時間すら少なかった時期です。曲は "Se.Le.Ne" でした。





聴いた直後の印象は「へぇ、まだこういうフュージョンっぽい音楽を一生懸命やっている人たちがいるんだな」という感じだったと思います。悪くはないなと思ってその後この曲が入ったアルバム、"4th Dimension" を買ったのですが、聴いてみたら偉いことになりました。


まず驚いたのがギターです。いわゆるフュージョン系の音楽ではギターは、なんて言うんだろう、もう少し抑えたというかジャズよりの音色や演奏になることが多かったのですが、このギターはロック魂むき出しのような音で、それがフュージョン系の楽曲に全く違和感がないことに感動しました。というより、「自分はフュージョンでもこういうギターを聴きたかったんだ!!」と思い知らされたような気がしました。

しかも楽曲がものすごく良くできているのです。以前書いた「んなもんテーマを16ビートかサンバっぽいリズムにしてソロ取り回せばいいんでしょ?」なんて臭いはかけらもありません。どの曲も実に良く作り込まれていていました。上の"Se.Le.Ne"なんて聞き流すと「さわやかスムースジャズ」のようですが、ちょっと注意深く聴くとそのコード進行は複雑でしかも考えられ抜いていることがよく分かります。アルバムのどの曲も、そのクオリティは極めて高かったのです。




またその練り上げられた楽曲を演奏する技術の高いこと!

DIMENSIONはリズム隊を常時ゲストにサポートしてもらっているという変則的なふユニットですが、そのゲストを含めて全員やたらめったら巧いんです。質の高い楽曲を高度な演奏技術。ヘタレアマチュアの心を鷲掴みにするにはこれだけでも十分でした。

そしてここが何より大事なのですが、作品は「聴いていて楽しく元気の出る音楽」だったことも驚きでした。「完成度の高い楽曲を高度な演奏技術」ということだけなら、私はDIMENSIONにここまではまらなかったと思います。




そういうわけで、私は1995年以来年に何度もDIMENSIONのライブに行くようになりました。

聴いていて楽しく元気の出る完成度の高い音楽と素晴らしい演奏をたっぷり聴いて、心から幸せになって、そして多少へとへとになって家に帰ります。もう年だし、脳の音楽を受容する部分が、多分飽和状態になっているのかもしれません。

DIMENSIONの音楽を「フュージョン」と呼ぶはためらわれます。事実彼ら自身も「フュージョン」ではなく「インストの音楽」と呼んでいます。デビューから20年、今も減殺進行形で活躍するこのバンドを「フュージョン」という言葉でくくりたくない、そんな気持ちが私の中にもあります。


インストの音楽が好きでまだ聞き込んでいない方には、とにかく一度聴いてみることをお勧めします。絶対後悔させませんぜ!


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タグ:DIMENSION
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2012年02月17日

"A Day in the life" のスタジオ音源

 
勢いでビートルズについてもう少し。

私がビートルズを本格的に聴き始めたのは中学生になってからでした。リアルタイムではなくアルバム "Let it be" から時代を遡るような聴き方だったので、"Please Please Me" や "With The Beatles" などでは「これも同じバンドなんだなぁ」的感慨を持ったものです。更にはデビットキャシディの曲だとばかり思っていた "Please Please Me" を、「おおっ!これはあの有名なビートルズの曲だったのか!」と驚いたり、カーペンターズの曲だとばっかり思っていた "HELP!" や "Ticket to Ride" を 「おおっ!これはあの有名なビートルズの曲だったのか!」と思ったりするなど、何も知らないって新鮮でいいよなぁ的中学生生活でした。


前回書いたように、ビートルズで一番好きな曲は "A Day in the Life" です。

ジョンとポールの共作であるこの曲は、中間部をポールが、他をジョンが書いたと言われています。時代を反映する「サイケデリック」な部分もある曲ですが、同じアルバムので同様に「サイケデリック」と言われた "Lucy in the Sky with Diamonds" と比べて楽曲としての完成度は格段に違う印象を受けます。


私は英語では「ていねいに話しておけば間違いないわい」とばかり "I'd like to …" という言い方をすることが多いのですが、この "I'd like to …" という言葉はこの曲で知りました。更にはどうしても歌詞の意味が分からず "turn you on" の意味を英語の先生に質問したといういかにも馬鹿男子中学生的思い出もあります。女の先生は「あなたに気がつかせたい、くらいの意味ね」と言っていましたが、実は "turn on" には「薬物や性による幻覚や興奮」という意味があり、BBCが放送禁止にする根拠の1つだったようです。、何も知らないって新鮮でいいよなぁ、中学生。


この曲は、ジョン作曲の部分とポール作曲の部分を結ぶ、ジョージマーチンが付け加えた41人ががりのオーケストレーションでも有名ですが、そのオーケストラ部分録音前の "A Day in the Life" の音源があります。




オーケストラの音が入らない 2:10 からのシンプルな演奏部分、"4、5、6、7…、20…" のカウント、アルバムではオーケストラに消されて聞こえないけれど、実はピアノが意外とアウトな和音を弾いていた後半など、興味深い音源です。


ちなみに私は初めてカセットテープ式の4トラックレコーダーを買った時、店員さんに「あのサージェント・ペパーズだって4トラックで作ったんですよね」と言われて思わず飛びついたのですが、オーケストレーション部分は2台の4トラックレコーダーをシンクロさせて8トラック使ったそうです。

店員さんの嘘つき。(涙)


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2012年02月15日

やっぱりポールマッカートニーは偉大な件。Grammy's 2012 - Paul McCartney - Golden Slumbers - Carry That Weight - The End

  
「ビートルズで一番好きなアルバムは?」という質問には、Sgt. Pepper's とかThe Beatles(ホワイトアルバム)と答える人が多い気がします。少なくとも、私の周りはこの2枚のアルバムをあげる人がほとんどです。

私も大好きなアルバムですし "A Day in the Life" はビートルズで一番好きな曲なのですが、好きなアルバムはと聞かれたら絶対に "Abbey Road" です。少し付け加えることを許されるなら、 "Abbey Road"のB面 と言うかもしれません。 "Abbey Road"の "You Never Give Me Your Money" から "The End" までの8曲は、ビートルズの作品の中でも最高の楽曲と演奏だと感じます。多分私はジョンのメロディよりポールのメロディの方が好きなのでしょう。




でね、聞いて下さいよ、大家さん。

テレビでなんとなく 2012年グラミー賞とかいう番組を見ていたんですよ。いえね、グラミー賞に全く関心がない訳じゃありませんけどね、出てくるのはあまり良くしらなくって強い関心をひかれない音楽が多くて、まぁ、横目でちらちら見ていた、そんな感じだったわけですよ。


そしたら、急に始まったのがこれですもん、おぢさん、びっくりですよ。



この動画、いつ消えてもおかしくないですね。→貼りり直し(やっぱり…)
最後ギター6本というのも、凄い、ってか、もう変です ^^;



Grammy's 2012 Paul McCartney
Golden Slumbers - Carry That Weight - The End



もうね、大貫妙子じゃないけれど「突然の贈り物」って感じですよ。
おぢさん、涙をたらたら流しながら、
テレビの前で正座してポールと一緒に歌ってましたよ。





"You Never Give Me Your Money" から演奏してくれたらとも思いますが、そこはシビアなアメリカのエンターテイメント界、時間にだって制限があったのでしょう。むしろ7分間も良く時間を割いてくれた物だ、とすら思います。

そろそろ最後といわれるポールマッカートニーのツアー、ぜひ日本にも来て欲しいのですけれど、前回のツアーはあまりチケットの売り上げが良くなかったようなので、かなり心配しています。アビーロードのB面(CD時代だって言い張ります!)が生で聞けたらそれは歴史の証人だ、そんな妄想すら湧いてきます。


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posted by play music at 20:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2012年02月14日

「フュー」で悪かったな!、の件

 
今年の新春ライブは、70年代末のフュージョン名曲選拙演奏編となりました。


これはやむにやまれぬ事情があってのことでした。もともと私たちのバンドにはボーカルがいたのですが諸事情から昨年の新春ライブで脱退してしまいました。「おい、ボーカルいなくてどうするよ」的状況の時、異常に顔の広いバンマスがどこかで知り合ったトランペット吹きさんをダマクラかして連行し、セッションで遊んだのが今回のメンバーです。


それにしても、「フュージョン」って言葉、日本だとあんまり良い印象ないですよね。

コアなジャズファンやロックファンの一部からは「フュー」との蔑称も頂くことがあるこの手の音楽、私も「クロスオーバー」とか「ジャズロック」とか「16ビート」とか「インストの音楽」とか言ってお茶を濁すことが多いのも事実です。どこかで刷り込まれてしまったんだろうなぁ…。


本来 "Fusion" とは 様々な音楽が "Fuse" した、という意味合いでした。"Fuse" とは停電の時真っ先に疑うあのヒューズですね。え? お宅はブレーカーでしたか、それは失礼しました。あ、うちもブレーカーだったな。



どうして日本で特に「フュージョン」が地味に差別されるようになったかというと、やはり1980年代のただごとではないフュージョンブームがあったせいも大きいと思います。

この時期日本でも素晴らしいミュージシャンが "Fuse" した演奏をしていたことは間違いない事実なのですが、やがてバブル経済を迎えようとしていたこの時代、ブームになっていたフュージョンは「お金になる音楽」と認知され、「んなもんテーマを16ビートかサンバっぽいリズムにしてソロ取り回せばいいんでしょ?」的粗造乱雑な音楽が飛び交ったことも事実でした。ブームの反動も加わり、衰退してもしかたのない状況が生まれてしまったのです。


でも、それでも、やっぱり「フュージョン」は、私が一番好きな音楽の1つです。
日本にだって、すごいバンドいろいろあるんですよ!






DIMENSION 最高!


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タグ:Fusion DIMESION
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2012年02月12日

2012新春ライブ動画。「口ほどにもない」というのはこういう事を言う。

 
今日まで偉そうにいろいろな事を書いてきたわけです。

特にライブのセットリストネタに至っては、至宝の如き往年の名曲についてうだうだ語ってきたわけです。それはもちろん「好きだから」なのですが、私よりもっと好きな人たちに睨まれることは、まぁ多少は覚悟していたわけです。

言われそうですよね。「じゃぁお前らどれだけ弾くんだ」って。


実は昨日ライブを撮影したDVDが届きました。メンバーの1人が自分のビデオカメラで撮影した、PAを通さない録音の動画です。賢い人ならば生涯隠し通すところですが、私はこう見えてもばかなので、全曲を3分に編集してみました。

楽器はね、恥をかかなきゃ上達しないんだい!(ノД`)





ああああああ、PAを通さない録音でよかった、山ほどした失敗もあまり聞こえないし。

私たちこんなもんです。

でも弁解として「3回しか合わせてない」って言っていいですか?(´・ω・`)




ここ3年くらいの歴史を振り返ると、新春ライブが終わるとしばらくは各人まじめに仕事に取り組むことになり、次のライブは7月、その準備が4月か5月から、という感じになります。その程度のアマチュアなのですが、ちょっとだけ寂しい気持ちもあるかなぁ。東葛飾エリアでベースの御用ありませんか?(笑い)


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2012年02月11日

恥ずかしながら私の機材1/Fender Jazz Bass (USA/1979-80あたり)

 
セットリストネタが尽きたので、機材ネタに話が変わります。

私が初めて手にしたベースはグレコのプレシジョンモデルでした。高校時代知人に譲ってもらったものです。当時の私にとっては決して小さな金額ではありませんでしたが、2万円以下で譲ってもらった記憶があります。音は…、忘れちゃいました。

大学に入るまではずっとその1本で遊んでいたのですが、多少音の違いが分かるようになり好みの音も出てきた頃買ったのがこれです。


fender_jazz_bass_01.gif


Fender Jazz Bass、いわゆるS8で購入は1981年。
「男の36回払い」で買いました。(`・ω・´)


他に検討したモデルはMoonの何かだった、くらいしか覚えていません。「とにかく Fender USA のジャズベース、ネックは絶対メープル」という条件で探し続けて、母校(高校)に近い楽器屋でこれに決めました。ボディが大変に重く「重いんだからいい音がしそうだよな」的安易な考えがあった記憶もあります。この楽器はつい5年ちょっと前までメインの機材でした。



不思議なのがシリアルナンバーです。

S8シリーズのジャズベースは、シリアルナンバーが"S8+5桁の数字" なのですが、私のS8には6桁のシリアルナンバーが書かれています。これに気がついた時には「も、もしや偽物を男の36回払いで買った?」とすら思った物です。

fender_jazz_bass_02.gif


しばらくの間気になっていたのですが、2年程前ついにfender社に質問のメールを出してしまいました。数日後戻ってきたメールがこれです。

fender_jazz_bass_03.gif

「どもです。ビンテージ物については正直わかんないのよね。会社の記録も1993年までしか遡れないし。よかったらwww.elderly.com とか www.gruhn.comとかで聞いてみたら?うちらより詳しいし(笑)」(大意)

S8がビンテージだとは知らなかったけれど、93年までしか記録が残っていないというのも知らなかったぞ。

教わったサイトを覗いて質問したり、いろいろ検索してみたところ、どうやら偽物ではないようでした。1980年頃fender USAにはいろいろあって混乱していた時期のようなのです。


この子は30才になった今でも「いかにもジャズベ」という音がします。その後20数年ぶりに始めたバンドでは5弦を弾かざるを得ない場面が少なくなく出番が減りましたが、D-Tunerをつけて出番が少しだけ増えました。「はじめまして」に貼った演奏は、このS8 Jazz Bass で演奏しています。

fender_jazz_bass_04.gif



若い頃、学生スラムに住み、月末にはバイクのガソリンや灯油、更には米までも定期的に切れる生活の中、月々1万強を支払い続けた楽器です。山ほど愛着あります。今はエフェクタやアンプの性能も上がり、更にはベース本体だってアクティブが主流と、時代遅れのS8ジャズベですが、ちゃんと鳴ります。「少し無理をしてでもしっかりした楽器を選んでよかった」と、今も思います。私が弾かなくなっても、長男が弾いてくれるかもしれません。


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タグ:jazz Bass fender
posted by play music at 20:36 | 恥ずかしながら私の機材

2012年02月10日

"Blue Mountreux" -Arista All Stars- (1978)


2012年新春ライブのセットリストをネタに書き始めたこのブログ、最後のセットリストネタです。

モントゥルー・ジャズフェスティバルは世界最大規模のジャズフェスの一つ。ジャズはもちろんロックやポップスまでその守備範囲は広く、ディープパープルまでが出ているほどです。「とりあえず面白そうで客が呼べそうなら呼んでしまえ」的いい加減さというか懐の広さと言うか、まぁそんな感じの音楽祭ですね。

1978年、そんなモントゥルーに「まぁお一つうちらのプレーヤーの演奏でも聴いて下さいな」と所属ミュージシャンを送り込んだのがアリスタでした。Arista All Stars とは、その名の通りアリスタ社のスタープレーヤーを集めたセッションです。

ビブラフォンはマイクマイニエリ、ドラムはスティーブジョーダン、ベースにトニーレビン、ホーンにブレッカーブラザース等々、いぶし銀的プレーヤーによる素晴らしい演奏で、当然アルバムにもなりました。その一曲目 がこの "Blue MOuntreux"。モントゥルージャズフェスティバルにご挨拶するかのようなタイトルの名曲です。作曲はビブラフォンでソロをとっているマイニエリ。名演です。この曲を聴かずに死んでしまっては後悔…、あ、これは前も書きましたね。(汗)

何はともあれ、この曲をご存じなかった方はぜひこれを聞いて下さい。
歴史に残るべき名曲/名演です。







この9ヶ月後、マイク・マイニエリはファンクっぽい演奏のバージョンも残しました。私はモントゥルージャズフェスティバルバージョンの方が好きですが、これもなかなか面白い演奏です。





さぁ、セットリストネタが尽きてしまいました。どうしよう。
やっぱり機材ネタとか書かなきゃだめなんだろうか???(大汗)


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posted by play music at 18:29 | 日記

2012年02月06日

"Isn't She Lovely" -Stevie Wonder- (1976)


新春ライブのセットリストをネタに始めたこのブログ、今回のネタはStevie Wonder "Isn't She Lovely" です。この曲を知らない人は多くはないでしょう。

世界中の多くの人に愛されたこの曲、タイトルは知らなくても「このメロディーは聴いたことがある」という人も少なくないかもしれません。スティービーワンダーの13枚目のアルバム、"Songs in the Key of Life"で発表された超有名曲です。

「かわいいアイシャ」などと言う邦題もあるのですが、これはこの曲がスティービーワンダーの娘、アイシャの誕生を祝った歌だからです。そりゃ "LOVELY" に決まってますよ! 今思えば、私の人生も子どもたちが産まれたときが絶頂期だったなぁ、です。(遠い目)





♪ うちの娘かわいいでしょ?最高でしょ?たまんないでしょ?
♪ 1才どころ、まだ産まれて1分経ってないし w
♪ こんな可愛い子が産まれてくるなんて、考えもしなかったぞ
♪ 愛から産まれた命だもん、可愛くないわけないよな!
♪ で、でへへでへへでへへ、でっへ。  (かなりでたらめ訳)




例によってというますか、この名曲を他のプレーヤーが見逃すはずが無く、多くのカバーバージョンがあります。更にはこの曲、多分日本で一番売れている「スタンダードジャズハンドブック」にも収録されていて、出来もしない4ビートの修行でも良く演奏させられました。

私の記憶ではキーはFのはずだったのですが、今回原曲をちゃんと聞いたら「キーEじゃないか!」と脳内大騒動。しかも他のメンバーはみんな当たり前のようにEで練習してきてて、結構エライ目にあいました。ライブ3週間前くらいまで気がつかなかったし。カバーばっかり聞いているとたまにこういう事が起きます。(涙)


様々な人がカバーしているこの曲ですが、ここではこんな演奏を紹介したいと思います。日本でも最高のギタリストである押尾コータローと横田明紀男によるデュオです。楽曲の完成度の高さと印象的なユニゾンのせいか、原曲の匂いを強く残したカバーが多い中、この演奏はそれらとは一線を画す出来映えです。ファンキーなアコースティックギターのデュオ、素晴らしい!



でも「宇宙1のギタリスト!」に「世界一のギタリスト!」って返しちゃだめですがな、押尾さん。(´・ω・`)


私たち?私たちは当然原曲そのまま+αですがな。(´・ω・`)


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posted by play music at 18:23 | 日記

2012年02月05日

"Street Life" - The Crusaders - (1979)

 
The Crusaders、綴りの確認が面倒だ ^^;、クルセーダーズは今の若い人に聞かれているのでしょうか?

インストの音楽全体が聞かれなくなってきたこの頃、超絶演奏で新しい世界を切り開いたウェザーリポートあたりまだしも、クルセーダーズとなると知らない人も多い気がします。

クルセーダーズは決して技術的にすごいという性質のバンドではありません。むしろ泥臭くて暖かなアメリカ南部のジャズ系インストバンドといった感じです。実質的なリーダーはキーボードのジョーサンプルですが、彼だって技巧派じゃありません。でも、私はこのバンドが大好きです。クルセーダーズで一番知られた曲といえばきっとこれですね。


STREET LIFE





♪ 私は未だに彷徨い続けている、見いだすことも、失うこともないまま
♪ もの悲しく寂しい音楽が聞こえる
♪ 夜の街に漂う音楽、夜の街は眩い
♪ それだけ、それだけが私に残された全て (意訳)


自ら「歌わぬヒーロー(Unsung Heroes)」というアルバムを出していたクルセーダーズが、ボーカルのランディクロフォードを迎え、アルバム "Street Life" (1979)で発表した曲です。それまでのクルセーダーズファンにはきっと驚きだったことでしょう。


リスナーからも高い評価を受けたこの曲、クルセーダーズの活動が休止状態だった時期にもジョーサンプルによって演奏されることは結構ありました。最近ではトロンボーンのウェインヘンダーソンを迎え、ジャズクルセイダーズのクレジットで東京JAZZで演奏されています。


ジョーサンプルも年を取り、ジャズ臭漂うアコースティックバージョンでも演奏されていて、これはこれでまた良い感じですね。年齢を重ね時代をくぐりぬけた落ち着きを感じます。






Steet Lifeも、一度は聞いておきたいインストの名盤です。でもこのアルバムで私が一番好きなのは、"Night Faces" という小品なのです。

テーマとローズのソロだけというシンプルな構成のこの曲は、もしかしたら私がクルセーダーズで一番好きな曲かもしれません。特に1974年から76年までウェザーリポートのサポートメンバーでもあったアルフォンソ・ジョンソンによるベースラインは、ベーシスト必聴です。動画はさすがにないですね。^^;






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posted by play music at 20:34 | 日記

2012年02月04日

"Spiral" -The Crusaders - (1976)


新春ライブではクルセーダーズのナンバーも演奏しました。

曲は "Spiral"、1976年に発表された"Those Southern Knights"の1曲目です。作曲はキーボードのジョーサンプル。だいたいCrusadersで分数和音を多用していたらJoe Sampleの曲ですよね。(^^) ギターはこの頃レギュラーサポートだったラリーカールトンです。




クルセーダーズの主要メンバーは、キーボードのジョーサンプルと、サックスのウィルトン・フェルダー、ドラムのスティックス・フーパー。トロンボーンの名手だったウェイン・ヘンダーソンは"Those Southern Knights"の録音まで参加していますが、このライブにその姿はありません。ラリーカールトンもこの少し後にサポート辞めてしまいます。

なぜラリーカールトンがメンバーではなくサポートなのかというと、クルセーダーズは残りの4人がテキサスの高校の同級生だったからでしょう。ちなみにデビュー作 "LARRY CARLTON" の超有名曲 ""Room 335" は、クルセーダーズのサポート時代、"Summer Sun" という曲名で初演されています。


昔誰かが「あまり人気のないインストのバンドで売れてるのって、ウェザーリポートとクルセーダーズくらいなんじゃないの?」とか言っていたのを覚えています。同時期のフュージョンバンドとして比べられる機会も少なくなかったのかもしれません。

ウェザーリポートが鋭敏過ぎるほどの感覚と高度なテクニックでインストメンタルミュージックの最先端を切り開く試みを重ねていた時、高校の同級生で作ったバンド・クルセーダーズは、自分たちの技量の範囲内で暖かく泥臭い音楽を作っていました。メンバーには多少の出入りはありましたが、未だに中核の3人によるバンド活動が続いています。

この息の長さって、同級生バンドなればこそ、ですよね。


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タグ:sripal crusaders
posted by play music at 14:14 | 日記

2012年02月02日

"Havona" -Weather Report- (1977) 私が一番好きなジャコの演奏

 
ジャコについていろいろ書くことは危険だと、重々承知しています。

なにしろある意味神格化されてしまっているベーシストなのでファンが多いのは当然として、同時にいろいろな人の思いや論議も多く、うかつな事を書こうモノなら熱狂的なジャコファンやインスト音楽ファンから「てめーに何が分かるんだ!」的お言葉をいただきかねない、まぁそういう状況は理解しているわけです。

しかも私、一番好きなジャコの演奏として Weather Report / Heavy Weather(1977) の曲を紹介しようとします。Weather Report ファン怖いよぉ、ザヴィヌルファン、ショーターファン怖いよぉ、いや、コアなジャズファンが怖いよぉ的状況です。


この Heavy Weather というアルバムは、多分 Weather Report で一番売れたアルバムで、ファンにすればWeaher 入門であると同時に「他のアルバム19枚もちゃんと聴かんかい!」的ポジションでもあり、更にはジャコファンにすれば「おま、ジャコの演奏なら肖像とかワードオブマウスとかそういうのを取り上げるのが筋ってもんだろ」みたいな声があってもある意味当然です。


でも、でもね、私は多感な若い頃、この演奏を聴いてしまったんです。


"Havona" -Weather Report- (1977)







そりゃこのアルバムで倍々音のハーモニックス(bird land)も、変態的和音展開に小気味よいソロを刻む演奏も(teen town)も聴いたし、当然感動しましたよ。楽曲的にはバラードの remark you made の方が好きだったりしますよ。もちろんウェザーリポートやジャコの他のアルバムだって何度も聞きましたよ。ジャコの音源と聞いただけで手を出し、末期の切ないNYライブまで買っちゃいましたよ。これしか聴かない訳じゃないんですよ。

でも、私が一番好きなジャコの演奏はこれなんです。ソロよりむしろテーマ部分の演奏がもうたまらなく好きなんです。素直に「気持ちいいよぉ」です。


インストの音楽好きなら、Heavy Weather を聴かないで死ぬと絶対後悔すると思うのです。

あ、死んだら後悔もくそもないか。^^;



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posted by play music at 18:56 | 日記

2012年02月01日

ベーシストが"Chicken"を弾くということは、ある意味勇気試しだったりする件


ブログを読んでくださってありがとうございます。中高年ヘタレベーシスト、時々ギター弾きや鍵盤弾き、です。

音楽ブログでは、まずは先週末に鍵盤で参加した新春ライブをネタに書いています。「音楽ブログでは」とは何事か?、という声もありますでしょうが、私実は、貧乏バイクブログ貧乏旅行ブログも垂れ流しています。お暇でしたら覗いてやって下さい、です。



さて、新春ライブネタ今回はジャコのチキンです。


ヘタレアマチュアながら私もベース弾きですから、ジャコについてはいろいろな想いがあります。世界には素晴らしいベーシストが多くいますが、どうしてもジャコに関しては「別格」的印象があるのです。デビューから30年以上、ベーシストのテクニックはどんどん上がって行きましたが、それでもジャコは別格です。同じ思いを持つベース弾きの方も少なくないのではないでしょうか。



チキンはジャコのオリジナル曲ではありません。アメリカのサックス奏者、Pee Wee Ellis (Pee Weeはもちろんニックネーム、本名はAlfred Ellis、"Pee Wee" は "小便臭いガキ"みたいな意味ですね、きっと ^^;)による曲です。本人が演奏した音源はないかと探したら、ありました。ネット時代ってすごい!





正直それほど難しい構成の楽曲ではありません。ある人なんか「ね、ね、チキンでもやりましょうよ!え?なんでそんなに身構えるんですか? ただの3コードのブルースみたいなもんじゃないですか、あはは!」などと言っていたくらいです。そりゃシンプルな展開ですけれど、3コードじゃないですから。

||Bb7|Bb7|Bb7|Bb7| |Eb7|Eb7|D7|G7||

||C7|C7|C7|(ユニゾン)| |Bb7|Bb7|Bb7|Bb7 ||



5つもあるじゃん! ^^



でも私、この曲を演奏しようと言われると身構えます、というか、ビビりがが入ります。その理由を書く前に、まずはチキンを有名セッション曲にまでした、ジャコ・パストリアス・バンドの演奏をご覧下さい。





すごいです。音色とかノリとかそういう基本もさることながら、ただの3コードの、じゃないよOさん5つあるよ、いやそれは置いといて、このシンプルな構成の曲でここまで豊富なバリエーションで弾けることが、すごいです。同じBb7を同じリズムで弾くのに、どれだけのアイディアとバリエーションがあるんだよ!、です。




(こちらは日本でのライブ、ビッグバンド版です)


セッションでついうっかり弾いてしまうことも少なくないこの曲ですが、ベースの内心はひやひやどきどきです。ヘタレの私ですら「ぜめて何種類かのバリエーションで弾いてみよう」と思いはするのですが、めいっぱい意識したってジャコの足下にも及びません。いや、ジャコの足下に及ぼうという発想が既に思い上がりですね。つまさきをつんつんしたいのに、そこに指が届かない、って感じでしょうか。

もちろん天才プロベーシストとヘタレアマチュアの間には3億光年程度の開きはあるとはいえ、チキンをやってヘタレなりにある程度は弾けないと、「やっぱり俺、こんなもんだよな」と、一種諦観の域にまで達します。これがものすごい難曲ならば「弾けなくて当たり前」と開き直るのにさほど時間はかかりませんが、Oさんが「3コード」と言い張るまでのシンプルな曲だからこそ、びびってしまうのです。


でも今回、ベースのOさん(上とは別のOさんですよ)、こういうプレッシャーを見せることなく、すごく良い感じで弾いていました。この辺が技量の差につながるのかなぁ、などと、素直に反省した2012年の新春でありました。私、根がチキンみたいです。練習しなきゃぁ ^^;


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posted by play music at 19:40 | 日記

2012年01月31日

スペインのベースソロ、世の中にはとんでもない奴もいる

もう少しこの "スペイン" について書かせて下さい。

この名曲は様々なプレーヤーによってカバーされたことは前回も書きましたが、アマチュアミュージシャンにもこの曲を演奏した人は少なくないでしょう。恥ずかしながら私もその一人です。まぁカバーと言うより「できてないけれどコピー + α」が実態ですが。


パートはベースでした。当然ヘタレなソロになったわけですが、多分脳内ではこんな感じで弾きたかったんだと思います。この動画はラリーカールトンやEP&PのサポートもしていたDave Marksのソロです。







もう少しジャズよりになると、アルゼンチン出身のPablo Della Bellaなんかが、雰囲気だけでも真似したくなるような良い感じの演奏をしています。この動画、私と同じMARK BASSのアンプを使っていて、音作りの参考にもなります。作れないけれど。(涙)







しかし世の中にはいろんな人がいるもので、「俺はリズムだけあればいいんだよ」とばかり、ベース一本でスペインを演奏している人がいます。Brad Russellという人だそうです。いや、私この人知らなかったんですけどね、一緒に演奏したOさんに教えてもらいました。





変態です。


例のキメのユニゾン、あ、一人だからユニゾンじゃないよな、えっと、とにかくキメのリズムが世間一般と多少違う取り方だったり(オクターブで弾くなんて無茶をするから?)、「おま、何もそこでスラップを…」的な印象もないではないのですが、でもやぱり「うああああ!」と思ってしまいます。すごいですよね。

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posted by play music at 18:39 | 日記